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母りんミラクル。その1。

先日、父親の十三回忌と、それにあわせて母親の前倒し七回忌のため、日本に一時帰国した。

何も考えず日程を調整したのに、偶然にも、母親が5年前に亡くなった日に、両親の法事をすることになっていて(あとで気づいた!!)またしても、母親??神様???の計らい?のようなものを感じた・・・

・・・そんなこんなで?母親が亡くなった頃のことをまた、いろいろ思い出したので、母親の、身体としてのこの世での最後の時間・・・にガッツリと彼女(の魂)とコミュニケーションを取っていた日々・・・のことをここらで整理してみようかと。


母りんがガンで亡くなった年は、いろいろ大きな出来事があった年だった。

まず、初夏の頃・・・うちらの引越し。
NYのお隣の週、しょっちゅうマンハッタンに気軽に行けちゃうようなニュージャージー州の都会エリアから、メキシコ国境までほんの2、30分と言うテキサス南部へお引越し。

引越し荷物が片付かないうちに、だんなの方のお父さんが心筋梗塞で急死してしまい・・・
その葬儀などのために、日本に帰ったところ、母親がちょうど、検査のためか、治療のためか・・・で再度入院することになっていたので、それを見送って、テキサスにまた戻って来た。
結局母親はその入院で病院に行ったっきり、家に戻ることがないまま、10月の終わりに亡くなったのだった。


この前の年に、会社から与えられた一時帰国休暇があり、日本に帰って母親とたっぷり2週間過ごした、ということがあったのだが・・・

これが、まぁーーーーーーーーー、ひどかった・・・(´・ω・`;)))

うちら夫婦には子供が居ないので、一時帰国の際には、それぞれ、お互いの実家で別々に過ごしていたのだけれど・・・
その頃、すでに、ガンの治療などもしていたため、一時帰国の間は、普段できない母親孝行を・・・と思い、昔からバトルな関係で相性がものすごおおおおおく悪いくせに、無理して、2週間、母親と2人っきりで、あまり友だちと出かけたりもせず、みっちり密着状態で実家にいたところ・・・

母親と大ゲンカ・・・してしまった・・・(やっぱり・・・!!!)

で、そのときに、
「あんたなんか、早くアメリカに帰ってくれっ!!!」
だとか
「あんたがいると、こっちのペースが崩れて困るっ!!!迷惑っ!!!」
などと言われ、「つくづく、この人とは相性悪いわ・・・」と心底悲しい・やるせない気持ちになり、とはいえ、他人なのにきちんと育ててくれた母親でもあるので、大嫌いだ、と思うことに罪悪感もあったりして・・・

なので、あまり大きな感情を持たなくて済む様、これからは、この人距離をおいてつきあおう・・・と人生何百回目かに?!改めて決心したりし、このあと、「一人でガンの治療をがんばってて大変かも・・・」と気になりつつも、自分も、自分の引越し準備などもあって大変だったのにかこつけて、あまり連絡もしないでいた。

そんなこんなだったので、普通にコミュニケーションを取るのは、義父の葬儀関係で帰国したときが、ほんっとーーーーーーーーに、ひさびさだった。

なので、義父の葬儀やらなにやら・・・いろいろ事後処理がとりあえず終わった後は、また、母親のいる実家に戻って、忌引き休暇の残りの日々を過ごした。

とはいえ、やはり、母親とは生活のペースが違うし、基本的に相性が悪いので、おなじ家に、2人っきりで住んでいるのは、微妙に居心地が悪く、「病気なんだから、ちゃんとやさしくしてあげないと」と、腫れ物に触るように、ものすごい気を使いつつも、見た目的にはすんごい元気にしてて病人じゃないみたいに見えるし、かつ、相変わらず、嫌みとか文句ばかりを口から吐き出して来るので
「ああ・・・ほんとに、ここの家、無理だ・・・早くアメリカに帰りたい・・・」
と思ってしまったりしていて、ほんとに、居心地の悪い時間を過ごしていた。

で、その滞在の最後に、母親が、入院することになっていたので、いっしょに病院につきそったのだけれども・・・
結局、そのときも、あまりやさしくできず・・・
めずらしく、ちょっと弱気で甘えモードになってるっぽい母親が、逆に、なんかちょっとイヤだったと言うか・・・(過去に厳しくされ続けて来たので「わたしなんて、あんたに、一切甘えさせてもらってないし!!!」みたいな恨みつらみ・・・みたいなのも湧いて来てしまった!!!)


それでもそのときは、なんとか、ケンカもせず、平和に過ごし、機嫌良く別れ、アメリカに戻って、引っ越し作業の続きをしつつ、母親の健康を祈ったりしながら、テキサスでの新しい生活を始めようとしていたのだが・・・

なんと、入院してすぐあとに、母親が肺から脳に転移したガンの大治療をすることになってしまって、その大治療の日にあわせて、また日本に戻った。(いっそ、アメリカに戻らない方がよかったくらいな「すぐ」さ、だった・・・)

その治療は、脳の真ん中あたりの「脳幹」と言う、=「人間の体的にはとっても大事な機能を持っている脳」の近くにあるガンに放射線を当てる、=ガンマナイフ治療、というもので、全国でも限られた病院でしかできなかったため、その治療を施すために、母親は数日間、違う病院に移らされた。

http://square.umin.ac.jp/neuroinf/cure/002.html

わたしたち姉妹がその病院に着いたときには、母親には、すでに、治療のための準備が終わっており、頭を固定するヘルメット??みたいなのが、頭に取り付けられ、薬で意識も朦朧とした状態で車いすに座らされている状態だった。
この時、朦朧としながらも、わたしたち2人の手をにぎって、母親が、なんと「ありがとう~・・・」と、心の底から安心したような感じで言って来たのだが・・・
いままで、子供に向かって「ありがとう」だとか言うような母親ではなかったので、「ああ、子どもに弱みを見せない母さんもさすがに不安なんだなぁあ・・・」と思ったりした。

でも、まぁ、もう、脳の、そんなあやうい位置にガンがあったので、すでに無理だったのか、あるいは、治療自体がだめだったのか(むずかしい治療なので失敗・・・!?・・・いや、それはハッキリはわからないけれども)うちらにはわからないけれども、その治療を受けた後、母親が意識障害になってしまい・・・
空中を見て、数字ばっかりずーーーーーーっと数えてたり、妹のことを「あの子は泥棒だから気をつけてくれ」と言ったり、「足下にお坊さんが行列してこっちを見てる!!」と怯えたり・・・
ものすごい乱暴になって、暴言もバシバシ吐いたり・・・で、わたしたちの名前もわからない状態になり、フツーのコミュニケーションがもう取れない・・・と言う状態になってしまった。

後から考えたら、義父のお葬式のために日本に帰った時に母親と(なんとか平和に)過ごした1週間ちょっと・・・が、「母親の意識がきちんとしていた状態で会えた&接することができた時間の最後」・・・になっていたのだが・・・
これは、母と義父さんの魂同士が相談して、うまく調整して、わたしに送ってくれたギフトなんではないか、と思ったりしている・・・


そんなわけで、脳のガンの大治療をした後、意識障害を起こしてしまったことで、すっかり寝たきり&ご飯ももう、自分では噛めない・・・と言う状態になってしまった母親の看病の日々が、2ヶ月弱、つづいたのだけれど・・・
意識障害とはいえ、「こっちの言葉や気持ちは伝わってるだろう」と思っていたので、脳に刺激を与えるべく「治ったら温泉に行こうね!!!」とか「○○を食べに行こうね」だとか、たくさん話しかけたりしつつ、奇跡を起こすつもりで、(今思い返せば、「なんちゃって」な)ヒーリングやら、瞑想やら、自分なりにいろいろやってみたりしてた。

意識障害については、主治医の先生が「手術的には成功してるはずなので、なんでこうなってしまっているのか、どーにもこーにも、わからない」とか言ってくるし、ネットで調べても、あまりに複雑すぎて、よくわからない・・・と、
=物理的には何もできることがなくて「お手上げ状態」だったので、とりあえず、形のレベルで何かできている気になれた「ヒーリング」は、自分にとって、とても助けになった。(結局ヒーリングってのは、自分のためだなぁ、と・・・)

ある日、瞑想していたら、実家の裏の、勝手口から出たあたりの裏庭ってほどの土地ではないけど、そういう小さいスペースに、大きな百合の花(カサブランカって感じ??)が1輪、すんごく立派に咲いている画像が浮かんで来ました。

そういうのの意味?は、さっぱりよくわからないので「なんで百合の花なんだろう?なに?」って思いつつ、「なんだかよくわかんないけど、ヒーリングは、(ヒーリングした方に)実感があろうがなかろうが、ちゃんと相手に伝わってるっていうから=母にも伝わってるんだろうから、画像の意味はよくわからないけど、まぁ、いっか〜・・・。」と思って放っておいた。

たまたま、そのあと、知り合いのヒーラーの人とメールのやりとりをする機会があり・・・そのことを書いてみたところ、なんと
「百合の花には、『復活、再生』って意味があるんだよ」
と言うことだった!!!

それを読んだ時、「ああ、母にはは、『(カラダが)元気になって、また、家族そろっていっしょに温泉に行ける』的な意味での奇跡はもう起こらないのかもしれないなぁ」となんとなく、思った。
もうあっちに行く準備をしてるんだなぁ・・・みたいな。(そういう意味での「再生」と言う感じがした。)

でもって、後から妹に聞いた話によると、母りんは大きな百合の花がとっても好きだったらしく、妹は毎年、母の日に百合の花を送っていたんだとか。


長くなってしまったのでこの辺で。(つづく・・・)
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by chiemittii | 2010-11-07 19:04 | いろいろ思ふ・・
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